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2月26日に発表されたOpenOffice.org 2.0のスプラッシュスクリーン
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オープンソースコミュニティのOpenOffice.org日本ユーザー会は、フリーのオフィススイート「OpenOffice.org 2.0 Beta 日本語版リリース候補 (Beta release Candidate)」を公開した。同団体のWebサイトよりダウンロードできる。今後1、2週間かけて正式の「OpenOffice.org 2.0 Beta 日本語版」にステータスが変更される予定。
OpenOffice.org 2.0では、ファイル形式にオープンスタンダードなOASIS OpenDocument XMLフォーマットを標準ファイル形式として使用。このフォーマットは、ベンダーに依存しないのが特長となっている。そのほかの新機能として、重要なツールとウィンドウを表示できる「マルチペイン表示」やマイクロソフトのオートシェイプと互換性のある「カスタムシェイプ」、新たに追加されたアニメーション効果と画面切り替え機能、入れ子になった表の作成、Excelと同数の65536行のサポート、浮動ツールバー、などが追加されている。
対応OSは、Windows、Solaris(SPARC、x86)、Linux。なお、今回のベータ版は、より多くのユーザーに対してOpenOffice.orgの新しいメジャーバージョンのテスト・評価を目的として提供するもので、業務用としての利用は勧めていない。
■ URL
OpenOffice.org日本ユーザー会
http://ja.openoffice.org/
OpenOffice.org 2.0 Beta ダウンロード
http://ja.openoffice.org/download/2.0beta/index.html
( 福浦 一広 )
2005/03/07 18:41
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