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NEC、韓国HaansoftへHAクラスタソフトをOEM提供


 日本電気株式会社(以下、NEC)は3月7日、韓国Haansoftに対し、クラスタソフト「CLUSTERPRO for Linux」をOEM提供すると発表した。Haansoftでは同ソフトを韓国市場向けに販売する予定としている。

 Haansoftは、ミラクル・リナックス株式会社や中国のRed Flag Softwareとともに、アジア向けLinux OS「Asianux」を開発しているベンダ。一方のCLUSTERPRO for Linuxは、1台のサーバーが停止してもシステム全体を停止させないようにする、HAクラスタシステムを構築するためのソフト。2004年6月からはAxianux対応版も提供されているほか、ミラクル・リナックスからも、OEM提供を受けた同製品とMIRACLE LINUXをセットにしたクラスタパッケージも出荷されている。

 今回Haansoftでは、CLUSTERPROの信頼性や販売実績のほか、こうしたAsianuxへの対応などを評価して、OEM提供を受けることにしたという。なおこれを受け、ミラクル・リナックスの代表取締役社長、佐藤武氏は「Haansoftが当社と同じくCLUSTERPROを選択したことで、Asianuxの高信頼性システムへの取り組みを市場に評価いただき、高可用性システムの開発基盤としてのAsianuxの市場ポジションが高まるものと期待している」とコメントした。



URL
  日本電気株式会社
  http://www.nec.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0503/0703.html
  Haansoft
  http://www.haansoft.com/

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( 石井 一志 )
2005/03/07 19:36

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