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Windows XP SP2への自動アップデート無効化ツール、4月12日で遮断終了


 マイクロソフト株式会社は3月11日、2004年9月2日より公開されているWindows XP SP2へ自動更新する機能を一時的に遮断するツールの遮断期間が4月12日で終了することを告知した。

 SP2の自動更新機能を一時的に遮断するツールは、企業など更新による影響の検証やテストをするための時間を確保するために用意されたもの。同社によると、英語版の自動更新が開始された8月16日から起算し、4月12日が240日目にあたることから、その日をもって遮断期間を終了するとのこと。これにより4月12日以降、遮断ツールを利用しているユーザーはWindows Updateのサイトにアクセスして手動でSP2を取得することができ、自動更新により自動的に更新を受け取るように構成されている企業のシステムの場合はSP2が自動的に配布されるようになる。

 4月12日以降も企業内のPCでSP2を適用したくない場合は、Systems Management Server 2003やSoftware Update Servicesなどの企業向け更新管理ソリューションにより、企業内に展開したい更新やサービスパックをコントロールできるとしている。なお、常時配布されている重要な更新があるため、自動更新の無効化によるSP2の適用拒否は行わないよう推奨している。



URL
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  SP2自動更新遮断サンプルツール
  http://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/winxppro/maintain/sp2aumng.mspx

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( 福浦 一広 )
2005/03/11 12:43

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