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ターボリナックス、専用ハードウェアが不要なソフトウェアロードバランサー


 ターボリナックス株式会社は、Turbolinux 10 Serverに対応したソフトウェアロードバランサー「Turbolinux Cluster LoadBalancer 10」を4月8日より販売開始すると発表した。高価な専用ハードウェアを必要とせず、数台のサーバーのみで負荷分散環境が実現できるため、大幅なコスト削減が可能になるという。価格は、2サービスノード版で17万6400円より。

 Turbolinux Cluster LoadBalancer 10は、IAサーバーを用いてロードバランサーを構築するソフトで、Turbolinux Cluster Server 8の後継製品にあたる。このソフトで構成されたシステムでは、クラスタシステムの中枢部「ATM(Advanced Traffic Manager)」が、クライアントからのリクエストを複数のサービスノードへ分散させ、負荷をコントロールする。またサービスを提供するノードに障害が発生した場合にも、ATMが異常を検知して正常なノードにのみリクエストを行うため、サービスをシームレスに提供できるとのこと。

 サポートに関しては、30日間のWebおよびメールによる5インシデントの製品サポートが付属し、Turbolinux Cluster LoadBalancer 10のインストールをサポートするほか、システム構築から障害対応まで、年間問い合わせ件数無制限で対応する専用のサポートメニューも別途提供される。



URL
  ターボリナックス株式会社
  http://www.turbolinux.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.turbolinux.co.jp/news/2005/mar/tl0315.html


( 石井 一志 )
2005/03/15 16:51

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