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リアルコム、電話帳機能を搭載したナレッジマネジメントツールの最新版 |
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REALCOM KnowledgeMarket EnterpriseSuiteは、「誰がどんな人か」という情報のデータベースであるKnow-Whoデータベースを中核に、人を中心とした情報共有を実現するナレッジマネジメントツール。組織にとらわれず柔軟に情報共有の場であるコミュニティを構築でき、蓄積された情報を体系的に整理して利用できるのが特長となっている。 最新版では、社内電話帳パッケージであるKnow-Whoアドレスブックを搭載。Know-Whoアドレスブックは、組織・役職情報や、専門性といった情報から人の検索が可能なパッケージ。人の情報は個人のホームページとして表示できるため、その人がどんな人なのかをすぐに知ることができるのが特長となっている。EnterpriseSuiteと連動することで、活動履歴を個人のホームページに表示できるなど多彩な利用方法が提供される。そのほか、IP電話やインスタントメッセージングなどとの連携も可能。 同社代表取締役社長の谷本肇氏は、「従来型の企業はピラミッド型。トップの指示・命令に従い、情報についてはいかに効率的に上に上げるかが課題であった。これに対し、自己変革型の企業は逆ピラミッド型。トップはビジョン・課題を示し、現場は自律的に行動することが求められる。こうした自己変革型の企業に必要なのは、個々の人が持つノウハウ」と、人が持つノウハウや経験が自己変革型の企業にとって重要であると強調。「ピラミッド型の組織から逆ピラミッド型の組織への移行の手伝いをするのがリアルコム」と、ナレッジマネジメントツールの提供で支援する考えを示した。 動作環境はWindow 2000 Server/Server 2003、データベースはSQL Server 2000とDB2、アプリケーションサーバーはMacromedia JRun 4 日本語版 Professional EditionとWebSphere Application Server V5.1、JREはJava 2 Runtime Environmation, Standard Edition V1.4.2、WebサーバーはIIS 5.0/6.0に対応。 価格は、EnterpriseSuite V3.1が1000ユーザーでフルモジュール利用の場合1510万円（税別）、単体パッケージのKnow-Whoアドレスブック V1.0が1000ユーザーで利用の場合220万円（税別）。同社では1年間に25社への新規導入と、コンサルティングサービスを含めて8億円の売上を目指す。 ■ ＵＲＬ リアルコム株式会社 http://www.realcom.co.jp/ ニュースリリース http://www.realcom.co.jp/news/20050330_ESV3.1&ADBV1.html ■ 関連記事 ・ リアルコム、数万ユーザーでの運用に対応したナレッジツール最新版（2004/09/08）
（ 福浦 一広 ）
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