株式会社ヒューメントは、オープンソースのRDBMS「Firebird」の有料サポートサービスを、4月1日より開始すると発表した。
Firebirdは、米Borland SoftwareのInterBase 6.0をベースに開発が進められているオープンソースのRDBMSで、ヒューメントでは今回、Firebirdの国内におけるさらなる浸透と、ビジネス分野での利用促進を図るため、有料のサポートサービスを開始する。
ラインアップされているメニューは3種類あり、すべてメールで対応を行う。一番低価格な「Standardサポートサービス」では、インストール、SQLコマンド、バックアップなどFirebird本体の基本的な問い合わせに回答する。価格は、年間21万円(3インシデント)。またStandardのメニューに加え、Jaybird(JDBCドライバー)、ODBCを利用したプログラミングまでをサポート範囲とする「Advancedサポートサービス」は年間80万円(5インシデント)で提供される。
さらに、商用データベースからの移行に関する内容や、FirebirdのAPIを利用したプログラムに関する問い合わせ対応、有料オプションでのコールバック/オンサイトサービス、不具合修正ビルドの提供などまでを含めた最上位「Platinumサポートサービス」も用意した。価格は年間150万円(5インシデント)。
なおヒューメントでは、サポートサービスを提供するだけでなく、Firebird日本ユーザー会と協力し、PostgreSQLやMySQLに負けないコミュニティを育成することにも力を注ぐ、としている。
■ URL
株式会社ヒューメント
http://www.hument.co.jp/
プレスリリース
http://www.hument.co.jp/whatsnew/p_release.html
( 石井 一志 )
2005/03/30 18:02
|