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省庁・自治体のオープンソース利活用を支援する「CIO補佐代行サービス」


 NPO法人OSCARアライアンスは3月31日、省庁・自治体におけるオープンソースを利用した情報システムの利活用を支援する「CIO補佐代行サービス」を4月より提供すると発表した。

 CIO補佐代行サービスは、OSCARアライアンスの会員企業から、情報システム構築とオープンソースソフトウェア活用について経験豊富な担当者がCIO補佐として省庁・自治体を支援するもの。市町村レベルではITに詳しい人材の確保が困難であることから、これを補完するサービスとして提供される。これにより、大手ベンダーから地場の中堅中小企業に発注できる仕組みを作るなど、地場産業の活性化にも貢献できるとしている。

 サービスの内容は、現在のIT予算執行状況の精査からチェックリストを作成し、長期的なIT戦略策定の「計画」段階を支援する「初期フェーズ」と、チェックリストに沿った開発・運用・評価の業務を月2回の訪問と電子メールを通して実施する「運営フェーズ」の2つが用意されている。そのほか、各省庁・自治体のニーズに合わせた個別支援にも別途対応するとしている。

 価格は、初期フェーズが150万円、運営フェーズ(6カ月間契約、更新可)が50万円/月。



URL
  NPO法人OSCARアライアンス
  http://www.oscar.gr.jp/
  プレスリリース
  http://www.oscar.gr.jp/press/050331.php


( 福浦 一広 )
2005/03/31 12:46

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