西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は3月31日、企業や自治体のサーバーに保存されているデータをネットワーク経由で専用サーバーに自動的にバックアップする「サーバ遠隔バックアップソリューション」を4月4日より提供すると発表した。4月からの個人情報保護法の全面施行や、地震・水害といった自然災害への対応など、重要なデータを安全に管理したいというニーズに対応するソリューションとして提供する。
今回発表されたのは、Bフレッツおよびフレッツ・グループにより企業や自治体内に設置されたサーバーと同社のデータセンター内に設置された専用サーバーを接続し、自動的にデータのバックアップを行うシステムを構築するソリューション。ネットワークサービスからネットワーク機器、バックアップサーバー、バックアップソフト、ウイルス対策ソフト、システムの保守・運用までをオールインワンにパッケージ化して提供する。
特長は、1)Bフレッツおよびフレッツ・グループをVPNルータとセットで利用することで、インターネットを経由しないセキュアなバックアップ環境を実現、2)WindowsやLinux、UNIXなど幅広いOSをサポート、3)ユーザー側のサーバーとバックアップソフトを用いてリストアが可能、4)導入・構築から保守・運用までをトータルでサポート、などが挙げられている。
価格は、初期費用が17万6400円から、ランニング費用が20万7900円/月から。
■ URL
西日本電信電話株式会社
http://www.ntt-west.co.jp/
ニュースリリース
http://www.ntt-west.co.jp/news/0503/050331b.html
( 福浦 一広 )
2005/03/31 16:19
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