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アドビ、PDF作成に機能を絞った低価格版Acrobat「Elements」 |
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Acrobat 7.0 Elementsは、PDFの閲覧機能をはじめ、PDFの作成機能、パスワードセキュリティによる閲覧・印刷・変更のコントロールといった、PDF作成の基本機能に絞った製品。Acrobat 7.0から強化されたMicrosoft Officeとの連携機能も搭載されている。同社インテリジェントドキュメント部 部長の市川孝氏は、「Word文書のスタイル設定を自動的に判断し、しおりやリンクを作成できる」点を特長として紹介した。 Acrobat Elementsは、これまで企業向けにボリュームライセンスとして提供されていたが、「全法人のうち、従業員が100名未満の法人が9割以上を占めており、そうした層にアプローチできていなかった。また、日本市場では、パッケージ販売の比率が高いこともあり、今回パッケージ販売することにした」と、市川氏は説明する。同社としては、PDF作成の潜在顧客を今回の製品で新規開拓し、上位製品へとニーズを広げていく考え。「ただ単にPDFが作れるというのではなく、次のステップを用意できているのが弊社の強み」と述べ、企業内個人を中心に販売を進めるとしている。 Acrobat 7.0 Elementsの同社オンラインストア「アドビストア」での価格は、ダウンロード版が4,900円、パッケージ版が5,145円。Acrobat 7.0 ElementsからStandard版へのアップグレード価格は、ダウンロード版が29,800円、パッケージ版が31,290円（アドビストアでのみ販売）。ボリュームライセンスは100ライセンスより販売される。 ■ ＵＲＬ アドビシステムズ株式会社 http://www.adobe.co.jp/
（ 福浦 一広 ）
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