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アップル、Mac OS X 10.4“Tiger”および“Tiger Server”を4月29日発売 |
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Tigerは、従来の32ビットのほかネイティブで64ビットアプリケーションをサポートし、デスクトップ検索技術「Spotlight」や、JavaScriptベースの単機能アプリケーションを利用できる「Dashboard」をはじめとした200以上の新機能・新技術を搭載するクライアント向けMac OS Xの新バージョン。PowerPC G3/G4/G5、およびメモリ256MB以上、FireWireを内蔵したMacintoshに対応。価格は14,800円。 Tiger Serverは、Tigerと同じく64ビットアプリケーションをサポートするサーバーOSの新版。グループ内でIM（インスタントメッセージング）やビデオ会議の運用が可能な「iChatサーバー」、ブログサーバー、複数のMacをクラスタリングできる「Xgrid」を標準で搭載する。 また、UNIX以上に柔軟性がありActive Directoryと互換性のあるという「アクセス制御リスト（ACL）」によりWindowsとの混在環境でファイルのアクセス権限を有効化できるほか、クライアントMac OS Xのアップデータを一括収集・配布する「ソフトウェアアップデートサーバ」、ウイルスの検索と隔離を行う「Adaptive Junk Mail Filtering」など、200以上の新機能・新技術を搭載する。 TigerがサポートするMacintoshのほか、Xserve G5に対応。価格は10クライアント版が52,000円、Unlimitedクライアント版が98,000円。 Tiger、Tiger Serverとも4月12日以降にMacintoshやXserve G5を購入したユーザーには、アップグレードパッケージを1,980円で提供する。 Tigerの発表に合わせ、各アプリケーションベンダーは対応状況を発表している。基本的には現行バージョン「Mac OS X Server 10.3“Panther”」と互換性があるが、マイクロソフトは「Virtual PC for Mac 7.0.1」で問題を確認しており、Tiger のリリース後2～3カ月以内に無償アップデートをリリースする方針としている。 ■ ＵＲＬ アップルコンピュータ株式会社 http://www.apple.com/jp/ プレスリリース（Tiger Server） http://www.apple.com/jp/news/2005/apr/12tigerserver.html プレスリリース（Tiger） http://www.apple.com/jp/news/2005/apr/12tiger.html ■ 関連記事 ・ 米Appleオカモト氏、「Mac OS Xはエンタープライズ向けの開発プラットフォームにも最適」（2005/04/06） ・ アップル、Oracle DatabaseのMac対応でエンタープライズ事業を加速（2005/02/01）
（ 朝夷 剛士 ）
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