富士通株式会社は、中堅企業向けERPパッケージの新版「GLOVIA-C XI(グロービア・シー・イレブン)」を、4月19日より販売開始する。
GLOVIA-Cは、会計情報/人事給与/生産情報/販売情報の各システムから構成されるERPパッケージ。今回の新版ではまず、大企業向けの上位製品で実績がある会計データウェアハウス(FDWH、ファイナンシャルデータウェアハウス)を採用し、財務諸表の作成から会計情報の分析までを、財務会計、管理会計の両面から、整合性のとれたデータで分析・報告できるようになった。
また、「業務間ドリルスルー」機能を利用することで、各業務システム間のリアルタイムなデータ参照、分析を可能にした。ユーザーはこれによって、販売管理の売上伝票など、1つのシステムにのみ存在する現場の詳細情報にアクセスすることが可能になるため、よりビジネスの実態を反映した、事業戦略の策定を行えるとのこと。
加えて今回は価格体系を改定し、従来と同様のパッケージ販売だけでなく、月額もしくは年額払いでシステムを利用できる「アプリケーションサービス利用料金制」を新たに導入している。価格は、会計情報システムの場合、パッケージ販売選択時で30万円(税別)より、アプリケーションサービス利用料金制選択時で月額8700円(同)より。
■ URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2005/04/19.html
( 石井 一志 )
2005/04/19 17:24
|