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NTIS、BPMツールを取り込んだシステム構築ソリューション |
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CGAAは、稼動実績のあるJavaの業務部品群を組み合わせることによって、基幹システムを短期間で開発可能なソリューション。従来からCGAAでは、プログラムの業務部品化によって迅速なシステム構築を実現できてはいたものの、仕様の確定自体に時間がかかったり、仕様変更のたびに設計などの上流の工程から見直しが発生するなどの問題があったという。 そこでNTISでは、ビジネス・システム両面のテンプレートを用意することによってモデリング作業の短期化を図るとともに、定義された業務プロセスに対して業務部品を結びつけ、プログラムが自動的に生成されるようにした。また、仕様策定などの際にまとめられたドキュメントを電子化/オブジェクト化してリポジトリに格納することによって、開発フェーズごとのドキュメント継承をスムーズに行えるようにしている。「仕様変更の結果、従来は最初からやり直していたものが、10％くらいの巻き戻しで済むようになった」（NTISの社長、西川喜勝氏）。 こうした作業は、業務プロセスの可視化に主眼をおいたBPMツールであるARISとCGAAを連携させることによって、はじめて実現できたという。IDSシェアー・ジャパンの代表取締役社長、力正俊氏は「経営の戦略・要求をうまく可視化して、プログラミングまで自動化していこう、という方向が一致したので、今回の提携に至った。情報をいかにスピード感を持って経営に反映させるか、という部分で日本の企業に貢献できれば」と語った。 価格は、1システムあたり5000万円～5億円程度、平均2億円程度としており、まず、業種・業務テンプレートなどのコンテンツが用意できている製造・流通業を対象として販売を行う。販売目標は、今後3年間で100システム、180億円。 ■ ＵＲＬ NECトータルインテグレーションサービス株式会社 http://www.ntis.co.jp/ プレスリリース http://www.ntis.co.jp/new/press050421/ IDSシェアー・ジャパン株式会社 http://www.ids-scheer.co.jp/ ■ 関連記事 ・ NTIS、IBMと協業してWebアプリケーションによる基幹業務再構築ソリューションを提供（2004/04/22）
（ 石井 一志 ）
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