マイクロソフト株式会社は、SQL Server 2000のサービスパック最新版「Microsoft SQL Server 2000 Service Pack 4 日本語版(以下、SP4)」の提供を5月6日より開始した。同社のWebサイトより無償でダウンロードできる。
SP4は、SQL Server 2000および同Desktop Engine(MSDE 2000)におけるSP3aリリース後に報告された不具合の修正のほか、Windows Server 2003 x64 Editionへの対応、およびSP1からSP3aまでの不具合の修正と追加機能が含まれている。
Windows Server 2003 x64 Editionへの対応は、Windows on Windows 64(WOW64)における32ビット動作をサポートし、OpteronやEM64T対応Xeonと組み合わせた64ビットシステム上での動作が可能となる。なお、Itanium環境には「SQL Server 2000 Enterprise Edition(64-bit)」において標準対応となっている。
同社のWebサイトではSQL Server 2000を構成する「データベース」「分析サービス」「SQL Server 2000 Desktop Engine(MSDE)」「SQL Server 2000(64ビット)」の4つのコンポーネントに対応するアップデータがそれぞれ公開されている。
なお、各コンポーネットのアップデータを収録したCD-ROMの提供(有償)、およびSP4が組み込まれたSQL Server 2000各種エディションのパッケージは7月より提供開始予定。