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PDF作成システムのイメージ
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株式会社大塚商会は、アドビシステムズ株式会社(以下、アドビ)と日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(以下、日立ソフト)との協業のもと、ワープロや表計算ソフトなどで作成された文書ファイルからセキュリティを付与したPDFを作成するシステムの販売を5月11日より発売する。
このPDF作成システムは、エンドユーザーがワープロや表計算などの文書ファイルを専用サーバーに送ると、ファイルを開くためのパスワード設定や、印刷・変更の禁止、「社外秘」や「取扱注意」などの透かし文字など、必要なセキュリティ設定を加えたPDFを作成するというもの。対応するファイル形式は、Microsoft Word/Excel/PowerPoint(2000/XP/2003)、一太郎 2004、PostScript EPS(Encapsulated)。
アドビの「Adobe Server」を核に日立ソフトが開発した「Adobe Document Server with Renopulse」をベースとしており、大塚商会がセキュリティや文書管理におけるコンサルティングを行った上で、ユーザーの利用状況に応じたシステムを構築するという。
価格は300万円からでコンサルティング費用が別途必要。サーバーライセンス形式を採用しているため、ユーザー数を問わず利用することができる。
同社では個人情報保護法対策としてのプライバシーマーク取得など、セキュリティ強化を目指す企業に有効なシステムであり、従業員300名以上の中堅・大手企業、および官公省庁向けに初年度100セットの販売を目標としている。
■ URL
株式会社大塚商会
http://www.otsuka-shokai.co.jp/
プレスリリース
http://www.otsuka-shokai.co.jp/company/release/News1722.htm
( 朝夷 剛士 )
2005/05/11 19:49
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