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マイクロソフト、ソフトウェア開発企業の.NET開発者を支援するプログラム


 マイクロソフト株式会社は5月20日、ソフトウェア開発企業における.NET開発者の育成を支援するため、「Microsoft Association Support」(以下、MAS)を順次展開すると発表した。今回同社では、業界団体である日本情報技術取引所(以下、JIET)、NPO法人JASIPA(日本情報化推進協会)と協業し、MASのもと、両団体に加盟するソフトウェア開発企業の開発者に対して、最新技術や開発トレーニングを提供するなどの、開発者育成支援を行う。

 MASは、ソフトウェア開発企業の業界団体やパートナー会などの組織を対象に、.NETでのアプリケーション開発を行うためのトレーニングや自習教材などを提供する、団体支援プログラム。開発者は、所属企業が加入する業界団体を通じて「マイクロソフト パートナープログラム」に加入することにより、支援を受けることができる。

 具体的には、同社が設定したトレーニングコースの中から、所属企業・開発者が希望する内容を有償で、また.NETによるソフトウェア開発の基礎を1日もしくは半日で学ぶ「.NET開発基礎トレーニング」を無償で、それぞれ受講できる。さらに加入している業界団体向けに、その団体とマイクロソフトが共同で運用する専用Webサイトを用意し、加入企業の開発者が、最新の製品・技術情報やイベント情報、開発者向けの評価版、リソースキット、自習教材といった各種リソースを入手できるようにする。

 対象団体はまずJIETとJASIPAの2団体からスタートし、主に関東地区のソフトウェア開発企業、約1200社に対して支援を展開するが、マイクロソフトでは今後、順次MSAの支援対象を拡大するとしている。



URL
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  ニュースリリース
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2293
  日本情報技術取引所
  http://www.jiet.gr.jp/
  JASIPA
  https://www.jasipa.jp/


( 石井 一志 )
2005/05/20 12:19

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