京セラコミュニケーションシステム株式会社は5月20日、米Ecora Softwareと日本における独占販売代理店契約を締結、Ecora社が提供するコンフィグレーション(設定)監査システム「Ecora Enterprise Auditor」・パッチ管理システム「Ecora Patch Manager」の販売を開始すると発表した。
Ecora Enterprise Auditorは、基幹業務のOS、アプリケーション、データベース、ネットワークデバイスなどのコンフィグレーション(設定)をレポーティングするソフトウェア。作成したレポートにより、障害復旧、設定変更のトラッキング、セキュリティレベル(パッチの適用状況やアクセス権の設定)、企業ポリシーへの準拠を確認・証明できる。
Ecora Patch Managerは、エージェント、エージェントレスが共存できるパッチ管理システム。リモートからOS、データベース、アプリケーションのパッチの適用状況を確認し、企業ポリシーに応じてパッチを自動的に検出、適用できる。
Ecora Patch Managerは5月下旬、Ecora Enterprise Auditorは8月下旬に日本語版を発売する予定。同社では、初年度約2億円の販売を目標としている。
■ URL
京セラコミュニケーションシステム株式会社
http://www.kccs.co.jp/index.html
ニュースリリース
http://www.kccs.co.jp/press/release/050520.html
( 福浦 一広 )
2005/05/20 17:34
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