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CA、セキュリティ情報の収集から問題解決までを集中管理するソリューション


 コンピュータ・アソシエイツ株式会社は5月26日、企業内のセキュリティ情報の収集から問題解決までを集中管理する「eTrust Security Command Center r8 Japanese(以下、eTrust SCC)」および「eTrust Audit r8 Japanese(以下、eTrust Audit)」を日本市場に投入すると発表した。

 eTrust Auditは、ベンダーを問わず、システム上で発生する多様な形態のログデータを収集・保存し、監査やレポート、コンプライアンスの検証、イベント監視に活用できるようにするツール。対応OSは、Windows、Solaris、HP-UX、AIX、Linux。価格は18万円より。

 eTrust SCCは、問題の検出から解決まで企業のセキュリティ情報を一元管理するツール。主な機能は、1)イベント、レポート、ステータスなどの情報を各種データソースから収集し重要度を分析、2)ログデータの関連付けおよびビジネスの重要度に基づいたイベントのランク付け、3)システムの状態を一目で確認できるビジュアライゼーション機能およびアラート通知機能、4)各種レポート機能、5)エージェントベースまたはエージェントレスベースのイベント収集機能やエージェントレベルでのデータフィルタリングなど柔軟なアーキテクチャ、などがある。また、未対応製品を統合するためのSDKも提供するとしている。対応OSは、Windows、Solaris、HP-UX、AIX、Linux。価格は375万円より。

 同社では、セキュリティ情報管理を重要視している企業や組織を対象に、初年度30社での導入を目標としている。



URL
  コンピュータ・アソシエイツ株式会社
  http://www.caj.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.caj.co.jp/press/2005/05/esim.htm
  eTrust Security Command Center
  http://www.caj.co.jp/etrust/scc/
  eTrust Audit
  http://www.caj.co.jp/etrust/eau/


( 福浦 一広 )
2005/05/26 16:55

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