株式会社テンアートニは5月26日、LinuxをベースにしたオープンソースのセキュアOSモジュール、「SELinux(Security-Enhanced Linux)」および「LIDS(Linux Intrusion Detection System)」に関するコンサルティング、導入サポートサービスを7月1日より提供すると発表した。
提供されるサービスは、1)セキュアOS導入のためのコンサルテーションを行う「導入コンサルテーション・サービス」、2)SELinuxで必要となる各種ポリシーのカスタマイズを行う「各種ポリシーのカスタマイズ・サービス」、3)技術員を派遣し導入を行う「オンサイト導入サービス」、4)セキュアOS運用に関する問い合わせを受け付ける「導入後の運用保守サービス」、5)セキュアOSの導入を担当するSI向けに導入支援を行う「システム・インテグレータへのセキュアOS導入時のバックサポート」、など。
SELinuxは、NSA(National Security Agency)が開発したLinux用のフリーのセキュアOSモジュール。LIDSは、1999年にXie Huagang氏とPhilippe Biondi氏により開発された、Linux用のフリーのセキュアOSモジュール。どちらのモジュールも、Linuxに組み込むことでセキュリティを強化したOSにすることができる。
■ URL
株式会社テンアートニ
http://www.10art-ni.co.jp/
プレスリリース
http://www.10art-ni.co.jp/news/press20050526.html
( 福浦 一広 )
2005/05/26 19:34
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