ミラクル・リナックス株式会社は5月26日、中国のRed Flag Softwareと韓国のHaansoftと共同で開発・事業展開している「Asianux」の次期バージョン「Asianux 2.0」のベータ版を公開すると発表した。6月1日から都内で開催される「Linux World Expo/Tokyo」にて、一般の技術者を対象に先着1000名に配布するとともに技術解説が実施される。
Asianux 2.0は、カーネル2.6を採用する企業向けLinuxで、RAS(信頼性・可用性・保守性)の重点的強化や、日本語・中国語・韓国語をサポートする。7月末のリリースを予定しており、日本ではミラクル・リナックスが10月初旬に「MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside」として出荷開始する予定。