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NEC、64ビットLinuxサーバーのアプリケーション対応を強化


 日本電気株式会社(NEC)は6月1日、64ビット対応CPUを搭載するLinuxサーバーにおいて、基幹向けソフトウェアのラインアップ拡充など、対応を強化すると発表した。対象となるのは、Itanium 2を搭載するエンタープライズサーバー「NX7700iシリーズ」、ACOSシリーズ「i-PX9000」、EM64T対応Xeonを搭載するIAサーバー「Express5800シリーズ」。

 今回の発表により、同社より新たに発売されるのは、Itanium 2プラットフォーム、およびRed Hat Enterprise Linux v.4に対応する64ビットLinux向けの「Oracle Database 10g」、クラスタソフトウェア「CLUSTERPRO」、統合ERPパッケージ「Oracle E-Business Suite」「mySAP ERP」「SAP NetWeaver」。これらは第3四半期(10-12月)より出荷開始する。

 これにあわせて「mySAP ERP」「Oracle E-Business Suite」と「CLUSTERPRO」との組み合わせによる高可用システムの検証を各社と共同で行う。

 また、IT基盤ソフト「VALUMOウェア」における統合的なジョブ管理ソフト「WebSAM JobCenter」、無停止運用向けデータ複製ソフト「SystemGlobe DynamicDataReplication」な
ど新たに発売し、6月末より順次出荷を開始する。

 さらに、64ビットプラットフォームに対応するApache、Tomcat、PostgreSQLなどのオープンソースソフトウェア(OSS)の問い合わせ・障害受付サービスを24時間体制で有償にて2005年下期より提供する。予定価格は1サーバー、1 OSSあたり年額96万円から。



URL
  日本電気株式会社
  http://www.nec.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0506/0101.html


( 朝夷 剛士 )
2005/06/01 20:07

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