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アイティフォー、オープンソースベースの大規模向けメールシステム |
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株式会社アイティフォーは6月2日、さまざまな機能を組み合わせて実装するオープンソースベースのメールシステム「Secure Intelligent Mail System」を発表した。 Secure Intelligent Mail Systemは、Linuxなどオープンソースを基盤とし、機密情報の漏えいを防ぐセキュリティ機能や、容易なメール管理を実現するという運用・管理機能など6つの機能から構成されるシステム。ユーザーの必要に応じて機能を組み合わせて利用できる。 システムを構成するのは、（1）送信メール本文や添付ファイルのキーワードを検査し、機密情報が含まれたメールを自動的にシステム管理者に警告し、そのメールの送信をストップさせるなど、機密情報や個人情報の漏えいを防ぐ「メール・フィルター機能」、（2）送受信されるすべてのメールをコピーした上、圧縮して自動保存し、全文検索することにより個人フォルダのメールを削除した後にそのメールを原因としたトラブルが起こっても対応可能な「メール・アーカイブ/検索機能」、（3）メールサーバーのユーザー管理などを、外部データベースを利用し一元管理ツールで管理することにより容易にメンテナンスができる「外部データベース/一元管理ツール」。このほか「アンチ・ウイルス機能」、「アンチ・スパム機能」、「システム/データ二重化」が含まれる。 また、構成要素がすべて二重化されているため、メールシステムを止めることなく、システムのメンテナンスを行うことができるという。 価格は、ソフトウェアのみの最小構成で1800万円から。同社では2000人以上の大規模ユーザーを対象に、初年度3億円の売上を目標としている。 ■ ＵＲＬ 株式会社アイティフォー http://www.itfor.co.jp/ プレスリリース http://www.itfor.co.jp/ne/news/2005/nr050602.html
（ 朝夷 剛士 ）
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