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リコー、分散帳票の確実な印刷を支援する印刷管理サーバー


 株式会社リコーは、プリント管理サーバー「Ridoc Print Linkage」を6月3日より販売開始する。価格は98万円(税別)から。

 Ridoc Print Linkageは、分散印刷環境で、各拠点における印刷状況やプリンタの状況を一元監視する、プリント管理サーバー。これを用いると、電子帳票を遠隔地に配信して各拠点で印刷するような、分散印刷環境においても、ホストプリンタで集中印刷していた場合と同等の、高い信頼性を確保できるという。

 同製品では、遠隔地に存在するプリンタの状態や印刷結果、トナー切れ、用紙切れなどのステータスを、管理画面上で確認可能。最終ページまで確実に印刷が完了したかどうかもチェックできるほか、トラブルが発生して印刷が中断しても、印刷完了済みの印刷ジョブを容易に検索できるので、ページの重複を防いだ、確実な再印刷を行えるという。

 またSSL印刷機能に対応したリコー製のプリンタ/デジタル複合機と併用すると、Ridoc Print Linkageからプリンターまでの印刷経路を、SSLによって暗号化することができる。

 加えて、外部プログラムを呼び出すインターフェイスをあらかじめ用意。メールや回転警告灯、ブザーなどを用いて、印刷時のエラー発生や印刷完了の通知を知らせる仕組みの導入や、統合管理ツールとの連携による、システム全体の一元管理に対応する。



URL
  株式会社リコー
  http://www.ricoh.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.ricoh.co.jp/release/by_field/software/2005/0602.html

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( 石井 一志 )
2005/06/03 17:03

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