E3ネットワークス株式会社は6月16日、クライアント管理ツールの最新版「VISION64 V.5.2」を発表した。出荷開始は7月の予定。
VISION64は、仏Criston社が開発した、ヘルプデスク支援、IT資産管理、ソフトウェア配布などの機能を持つソフト。機能としては、1)リモートからのファイル操作・レジストリ編集・サービス制御などが行えるダイレクト・アクセス機能、2)ネットワーク上の新規PCの自動発見・起動状態の確認を行うオートディスカバリ機能、3)1対nのソフトウェア配布機能、4)ソフトウェア配布時のネットワーク帯域使用量の指定、などが用意されている。
最新版では、クライアントPCでのすべての操作を監視・記録できるクライアント操作ログ管理や、USBデバイスの使用制限、パッチ適用状況の自動管理などのセキュリティ機能が強化されている。また、自己修復機能によりクライアントPCの可用性を向上する機能や、CPUやメモリなどのリソース使用状況などをリモートで管理する機能、クライアントPCのイベントログのリモート監視などの機能が追加されている。
対応システムは、マスターサーバー・中継サーバー用としてWindows 2000/Server 2003およびRed Hat Linux 7/8/9。管理対象クライアントは、Windows 9x/Me/NT 4.0/2000(SP3以上)/XP/Server 2003、Solaris 7/8、Red Hat Linux 7/8/9。
同社では、VISION64クライアントを中核にしたソリューション全体で、今年度5億円の売り上げを見込んでいるという。
■ URL
E3ネットワークス株式会社
http://www.e3net.co.jp/
製品ページ
http://www.e3net.co.jp/vision64/
( 福浦 一広 )
2005/06/16 14:50
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