VA Linux Systems Japan株式会社は6月21日、新規受注を停止していたLinuxカーネル障害解析サービス「VA Quest」、8月1日より再開することを発表した。
VA Questは、本年4月にサービス提供を開始したが、同社の想定を越える需要を受け、すでに契約中の顧客に対するサービスレベルの低下を防ぐため、5月より新規受注を停止していた。同社では業務フローの見直しや体制拡充によってカーネル解析ユニットへの支援体制が強化される見通しがついたことで、再開を決定したとしている。
VA Questは、ミッションクリティカルなエンタープライズシステムや通信システムなどを納入するSIベンダーや、顧客企業のLinuxシステムの障害に、Linuxカーネルのソースコードやメモリダンプに基づいた調査を行い、障害の解析や原因追及、回避方法の提案、修正パッチの提供などを行うサービス。