ソースネクスト株式会社と日本オラクル株式会社は6月22日、Java統合開発環境の新版「Oracle JDeveloper 10g 1 Year Limited 10.1.2」を7月22日より発売すると発表した。価格は1,980円。
同製品は、日本オラクルが2月25日に出荷開始したJava統合開発環境「Oracle JDeveloper 10g Release 2」をベースに、年間利用ライセンスが設けられたもの。
機能においては、開発フレームワーク「Application Development Framework」にてデータベースアクセス部分の機能である「ADFビジネス・コンポーネント」の性能が強化された。これにより既存アプリケーションへの変更を加えることなく、再コンパイルして配布するだけでアプリケーションの性能の向上が期待できるという。
また、Javaオブジェクトへの操作により自動的にリレーショナルデータベースへの格納・更新を行う「O/Rマッピングツール」のカスタマイズ機能が拡張されている。
ソースネクストは、PCソフトを従来より低価格に設定し、さまざまなチャネルで販売する「コモディティ化戦略」の一環として2004年6月にOracle JDeveloper 10g 1 Year Limitedを発表、これまでに17,000本を出荷したという。
■ URL
ソースネクスト株式会社
http://www.sourcenext.com/
日本オラクル株式会社
http://www.oracle.co.jp/
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