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ユーザックシステム、業種特化型の中堅企業向け在庫管理パッケージ |
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物流在庫名人は、小売業に納品する製造卸や3PL（3rd Party Logistics）を対象とした在庫管理のパッケージソフト。物流センターのWMS（Warehouse Management System）の中核機能を提供する製品で、同社の物流関連製品郡と連携することで包括的な物流ソリューションを構築できる。 物流在庫名人の特長について同社マーケティング本部 取締役部長の小ノ島尚博氏は、「一般的なWMSは、2000万円以上と高価で、汎用的な機能が豊富に用意されている。そのため、大企業などで利用されることが多く、中小規模の企業では利用しづらいものが多かった。今回発表した物流在庫名人は、パッケージ価格を250万円に、カスタマイズを行っても1000万円程度と利用しやすい価格体系とした。また、機能面では、業種に特化することで、きめ細かな機能を提供している」と、中小規模の企業でも利用しやすい製品となっている点を紹介した。 対応業種は、飲料、加工食品、日用雑貨、文具など。半年以内にアパレル業への対応も予定している。 主な対象業務は、倉庫別・荷主別管理、ロケーション別管理、入荷・出荷・棚卸、荷姿別管理、日付別管理、在庫照会、など。複数倉庫・複数荷主への対応など3PLに必要な要件にも対応している。また、運賃管理や作業分析など、物流コスト削減につながる仕組みも近日中に提供する予定。 小ノ島氏は、「今回発表した在庫管理を中核に、受注業務、検品、帳票発行などの各ソリューションをパッケージとしてトータルに提供することで、“物流システムのユーザックシステム”としての地位を確立したい」と物流のトータルソリューションをワンストップで提供する強みを活かした展開を行うと述べた。なお、同社では物流在庫名人を中核としたソリューションにより、初年度に新規顧客50社の獲得と5億円の売り上げを見込んでいる。 ■ ＵＲＬ ユーザックシステム株式会社 http://www.usknet.com/
（ 福浦 一広 ）
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