日立ソフトウェアエンジニリング株式会社(以下、日立ソフト)は6月28日、電子帳票製品とAdobeサーバー連携製品を再編成し、電子ドキュメントソリューション「活文」として提供を開始すると発表した。
日立ソフトによれば、企業内の電子ドキュメントは「基幹業務システムから出力される帳票類」「OA業務にて作成されるオフィス文書」に大別されるという。同社ではこのそれぞれを、「入力・作成系」「保管・閲覧・活用系」「配布系」の3フェイズに分類するとともに、各フェイズを有機的に連携させることで、文書の作成支援、文書に対する検索効率の向上、既存文書の活用などを支援するとしている。
今回、活文では、既存の「Renopulse PDFstaff」「Report Mission」「ReportMission/Delivery for 秘文」を、それぞれ「活文 PDFstaff」「活文 ReportMission」「活文 Delivery」にリブランディング。この3製品をベースプロダクトとして提供するとともに、今後は有効に文書を管理していくための製品ラインアップを拡充するとのこと。
また同社では、活文で企業ドキュメントの有効活用を促進し、「秘文」においてドキュメントデータを守るという組み合わせで、連携ソリューションにも取り組んでいくとしている。
■ URL
日立ソフトウェアエンジニリング株式会社
http://hitachisoft.jp/
ニュースリリース
http://hitachisoft.jp/News/News326.html
( 石井 一志 )
2005/06/28 20:00
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