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NEC、画像・音声品質などを自動的に設定できるWeb会議システム


 日本電気株式会社(NEC)とNECシステムテクノロジー株式会社は7月5日、Web会議システム「コミュニケーションドア/エクスプレス」を発表した。価格は、92万円(税別)より。

 コミュニケーションドア/エクスプレスは、同時参加者数が25名までのWeb会議利用を対象としたWeb会議システム。画像コーデックにはMPEG-4を、音声コーデックにはAMR(adaptive multi-rate)を採用している。

 ソフトのインストール時にそれぞれのシステム環境にあわせて最適な画面サイズや画像・音声の品質などを自動的に設定する「自動セットアップ機能」や、Web会議利用時にIPネットワークの帯域やPCのCPU負荷にあわせて画像・音声の品質を自動的に調整することで音飛びなどを防止する「モニタリング機能」、司会者が会議参加者のマイク音量や画面の表示内容をリモートで一括制御できる「会議運営支援機能」などを用意。Web会議システムを容易に導入・運用できるのが特長。

 同社では、今後1年間で200システムの販売を見込んでいる。同社では、多様化するWeb会議システムへの顧客ニーズに対応するため、利用業務や規模などに応じてシリーズ化するとしており、同時参加者数が200名を超えるWeb会議に対応した製品などを今後提供する予定。



URL
  日本電気株式会社
  http://www.nec.co.jp/
  NECシステムテクノロジー株式会社
  http://www.necst.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0507/0503.html


( 福浦 一広 )
2005/07/05 11:46

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