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NEC、ITILに準拠した運用管理システムの早期導入サービス


 日本電気株式会社は7月13日、ITIL(Information Technology Infrastructure Library)準拠の運用管理システムの導入サービス「ITILクイックスタートソリューション」を開始すると発表した。価格は410万円(税別)から。

 ITILは、IT運用における実際の知識・ノウハウを集約したベストプラクティスのフレームワークで、もともとは英国の政府機関が作成したもの。上位規格のBS15000は、ISO(国際標準規格)での標準化も見込まれている。

 今回発表されたITILクイックスタートソリューションは、ITILの導入効果が早期に得られるサービスデスク、インシデント管理、問題管理の3分野を対象としたもの。導入時に必要となるシステムテンプレート、運用管理ミドルウェア「WebSAM System Navigator」、システム設定などの導入支援サービスをセットにして提供する。最短3週間で導入できるのが特長。

 また、提供中の「ITIL診断・導入コンサルティングサービス」に、「セキュリティ管理」を新たに追加したことも発表された。これにより、ITILの基準に則した高度なセキュリティ運用を早期に導入することが可能になるとしている。価格は300万円(税別)から。

 同社は、ITILクイックスタートソリューションとITIL診断・導入コンサルティングサービスの合計で、今後1年間に100社への提供を見込んでいる。



URL
  日本電気株式会社
  http://www.nec.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0507/1301.html

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( 福浦 一広 )
2005/07/13 14:30

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