NECソフト株式会社は7月26日、Webメールサーバー「WitchyMail」を発表した。
今回発表されたWitchyMailは、BIGLOBEでサービス中の「ウェブリメール」を元に企業利用向けに機能強化された製品。企業のPOPサーバーに蓄積されたメールを読み込み、Webブラウザで閲覧できるように加工して保存するため、PCでメールを取り込むことなくWebブラウザでメールの閲覧が可能となる。
Flashを採用することで、メールのドラッグアンドドロップなどPCのメーラーと同等の使い勝手を提供するユーザーインターフェイスを備えているのが特長。また、複数メールの同時閲覧、同時作成や、メールの受信などの機能も用意されている。セキュリティ面では、WitchyMailサーバー内のメール情報の暗号化や、WebブラウザとWitchyMailサーバー間のSSLなどの機能が用意されている。
動作環境は、OSがRed Hat Enterprise Linux ES 2.1/3.0、AS 2.1/3.0。WebサーバーがApache 1.3.26以上。価格は、250ユーザーで96万円(税別)より。同社では、今後1年間に20セット、カスタマイズ、SI、保守費用を含め1億円の売上げを見込んでいる。
■ URL
NECソフト株式会社
http://www.necsoft.com/
プレスリリース
http://www.necsoft.com/press/2005/050726.html
( 福浦 一広 )
2005/07/26 11:07
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