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NEC、N900iL連携ソリューションを強化するアプリケーション |
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今回発売されたのは、端末を持つエンドユーザーがどこで何をしているかを知らせるプレゼンス情報を、無線LANの接続状況から自動的に設定・更新する「ActivePresence」と、メールやIM（インスタントメッセージ）などによるメッセージを送付先の環境に応じて最適な端末や手段で送ることを可能とする「UNIVERGE IM1000」。 ActivePresenceは、N900iLと無線LAN AP（アクセスポイント）との接続情報をもとに、リアルタイムに端末所持者の位置を認識し、「5階の会議室」や「外出中」、「電話中」などプレゼンス情報をサーバーに自動的に登録・更新する。従来は手動でプレゼンス情報を登録・更新する必要があったため、入力忘れなどによって最新の情報を共有することが難しかった問題を解決する。 なお、従来の手動更新も可能。各利用者のプレゼンス情報は、Webにて表示されるため、PCや携帯電話などから確認できる。 UNIVERGE IM1000は、メールやIMなどでのメッセージを、さまざまな形態に変換して配信することができる。例えば緊急連絡のメールを関係者に一斉配信する際、不在のメンバーにはiモードメールなどに変換して配信することで、連絡漏れを防ぐことができる。 また、プレゼンスサーバー「UNIVERGE PS1000」との連携して、連絡したい相手のプレゼンスに応じてノートPCや携帯電話など最適な端末にメッセージを配信することができるという。 価格は「ActivePresence」が48万円から（税別。50ユーザーの場合）、「UNIVERGE IM1000」が69万円（税別）から。8月1日より出荷を開始する。同社では各製品で1000システムの販売を見込んでいる。 ■ ＵＲＬ 日本電気株式会社 http://www.nec.co.jp/ プレスリリース http://www.nec.co.jp/press/ja/0507/2602.html ■ 関連記事 ・ NEC、N900iLを用いたIP電話ソリューションの“お試し版”（2005/04/20） ・ 「N900iL」を利用した“いつでも・どこでも”電話対応可能なソリューション（2004/11/16）
（ 朝夷 剛士 ）
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