日本オラクル株式会社は8月1日、Microsoft .NET環境のためのオラクルデータベース開発ツール「Oracle Developer Tools for Visual Studio .NET」(以下、Developer Tools for .NET)を提供開始すると発表した。8月2日より、日本オラクルの技術者向けコミュニティサイト「Oracle Technology Network Japan」から無償でダウンロードできる。
Developer Tools for .NETは、Visual Studio .NET 2003を利用する開発者向けに提供される無償のプラグインソフト。Oracle Database 10gとVisual Studio .NET 2003の開発環境を統合することで、Windows開発者の開発生産性を向上させる狙いがあるという。
具体的には、Oracle Database 10gに接続して、データベース内のオブジェクトをツリー形式で表示する「Oracleエクスプローラ」、同データベース内のデータを表示・編集可能な「Oracleデータウィンドウ」、SQLを実行して結果を表示する「Oracle問い合わせウィンドウ」などが提供される。
また、データベースオブジェクトを簡単に生成できる「ウィザード」機能と、自在な編集を可能にする「デザイナー」機能、データベース内のオブジェクトをドラッグアンドドロップすることによって、VB.NETやC#のプログラムコードを自動的に生成する「自動コード生成」機能なども備えているとのこと。なお、これらの機能はすべて、Visual Studio .NET 2003の画面の中で動作する。
■ URL
日本オラクル株式会社
http://www.oracle.co.jp/
Oracle Technology Network Japan
http://otn.oracle.co.jp/
( 石井 一志 )
2005/08/01 13:24
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