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HDE、Fedora Core 4に対応したLinuxサーバー管理ツールの新版


HDE Controller 4の画面イメージ
 株式会社ホライズン・デジタル・エンタープライズ(以下、HDE)は、Linuxサーバー管理ソフトの新版「HDE Controller 4シリーズ」を、8月30日より順次販売開始する。

 HDE Controllerシリーズは、Web、メール、ネットワークといったサービスの設定やユーザーアカウントの発行など、サーバー運用に必要な作業を行うための管理ツール。WebブラウザからGUIベースで作業が行えるため、Linuxの操作に不慣れなユーザーでも、容易に利用することが可能という。

 今回の新版では、GUIを一新してユーザビリティを向上させたほか、使用頻度の高い機能へ簡単にアクセスできるようにする「お気に入り」機能をサポート。あわせて、Fedora Core 4への対応、データベース管理機能のMySQL対応、リレー先アドレス数制限やadminの有効期限制御機能をはじめとする、セキュリティ機能の強化などが新たに行われた。

 また各ラインアップのうち、Professional Editionと、官公庁向けのLG EditionがLDAPに対応したほか、ホスティングサービスを提供するために利用されるISP Editionでは、ブログや掲示板などのCGIスクリプトを管理コンソールからインストールするCGIインストール機能を搭載。さらに、ドメイン単位での環境を移行する機能、アドレス詐称をしているメールを、送信者認証技術によって拒否する機能なども追加されている。

 価格は、Professional Editionが11万8335円から、LG Editionが15万3300円から、ISP Editionが15万4560円から。HDEでは、年間3000ライセンスの販売を目標としている。



URL
  株式会社ホライズン・デジタル・エンタープライズ
  http://www.hde.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.hde.co.jp/press/pressrelease/release.php?rd=200508090

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( 石井 一志 )
2005/08/11 18:24

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