 |
 |
|
|
| 最新ニュース |
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
インテリシンク、モバイル端末データ同期ソフトの最新版 |
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
Mobile Suiteは、グループウェアなどのサーバー上にあるメール、スケジュール、アドレス帳といったデータを、モバイルPCやPDA、携帯電話などのモバイル端末と同期し、最新の情報に更新する機能を中心としたソフトウェアソリューション。 今回発表された新バージョンでは、対応する携帯電話を拡大し、NTTドコモの「M1000」、ボーダフォンの「702NK」などのSymbian OS搭載機種、NTTドコモの900i/901iシリーズのDoja（iアプリ）、ボーダフォンのJ2ME（Vアプリ）に対応した（BREW対応版も開発中とのこと）。 また、管理者側の操作でモバイル端末のロックや記録されたデータを消去し、端末の紛失による情報漏えいを防ぐことが可能となったほか、サーバーに届いた新着メールを自動的にモバイル端末に同期させるプッシュ型シンク機能が新たに搭載された。同社営業マーケティング担当副社長の井手龍彦氏は「（米国で広く利用されているモバイル端末である）Blackberryでできたことが、（携帯電話などでも）できるようになった」と説明する。 Mobile Suite 6.4Jは、各モバイル端末にインストールするクライアントアプリケーションとサーバーソフトで構成される。アプリケーションは、モバイル端末のプラットフォーム別に提供されており、これに含まれるメールやアドレス帳機能は、携帯電話にあらかじめ搭載されているものとは別に動作する。例えば、同期したメールに対し携帯電話上から返信した場合、会社のサーバーを経由して相手に送られる。 なお、携帯電話へのアプリケーションのインストールは、従来PCを介して行っていたが、最新バージョンより端末から直接インストールできる「Over The Air（OTA）」に対応した。 一方、サーバーはグループウェア（Exchange、Notes Dominoに対応）やメールサーバーと連携し、データ同期や各端末の管理などを行う。新バージョンでは、DMZでモバイル端末からのアクセスを中継する「セキュアゲートウェイ」機能が強化され、VPNサーバーなどを利用しなくてもMobile Suiteサーバーをより安全に運用できるようになった。 利用できる機能は端末により異なる。今回リリースされたSymbian OSクライアントは、メール・アドレス帳・スケジュール・仕事（タスク）・メモ帳が利用可能で、サーバーとの連携ではプッシュ型シンク、ファイル配信、遠隔ロック・データ消去などが可能だが、Doja・J2MEクライアントは、アドレス帳とスケジュールの参照とデータシンク・データ消去機能のみとなる。 価格は利用者や利用する機能単位で決まり、1ユーザーあたり12,600円から。出荷開始はサーバーが同日より。各クライアントアプリケーションは9月15日より順次開始される。
日本は世界的に見ても携帯電話の普及率が高く、個々の端末は高い機能を持つが、業務での利用は比較的遅れていた。しかし、ここにきて業務アプリケーションとの連携や従業員のプレゼンス管理機能を備えた企業向けソリューションが数多く登場しており、ユーザー側も携帯電話の管理部門を総務からIT部門に移すといった意識の変化が起こっているという。同社でも、特にM1000の登場から多くの引き合いがきており、「思っていたより早く市場が立ち上がってきた」（井手氏）とのことだ。 ■ ＵＲＬ インテリシンク株式会社 http://www.intellisync.co.jp/ プレスリリース http://www.intellisync.co.jp/news/pressIMS_20050831.html ■ 関連記事 ・ インテリシンク、端末管理やファイル配信機能を追加した企業向けデータ同期ソフト（2005/02/15）
（ 朝夷 剛士 ）
|
