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NEC、グリッド技術を活用した運用基盤をBIGLOBEにてサービス化 |
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日本電気株式会社（NEC）は9月5日、インターネットサービス「BIGLOBE」において、グリッドコンピューティング技術を取り入れた「BIGLOBEオンデマンドサービス基盤」を、企業向けサービスに取り入れ、サービス提供を開始したと発表した。 BIGLOBEオンデマンドサービス基盤は、同社が運用する複数のデータセンターのさまざまなコンピュータ資源をリソースプールとして仮想的に集約し、負荷やレスポンスの変動に連動してリソースを自動的に最適配分するといったフレキシブルな管理を行う。これにより、高い信頼性と拡張性を持つオンデマンド型のサービス基盤を提供する。 例えばプロモーションなどにおいて瞬間的にトラフィックの増大が発生しても、レスポンスの悪化やサービスの中断などを引き起こすことなく、安定したサービス提供が可能となるという。 また、利用するコンピュータ資源は、あらかじめ準備されたリソースプールから切り出して割付を行うため、サービスシステムの構築に要するリードタイムを、従来比で最大90％短縮できるという。例えば、これまでトラフィックの想定値を50万人/日に設定したシステムを構築するのに3週間かかっていたものを、1日で構築することが可能になるとのこと。 同社では6月に、この基盤を利用して携帯電話を使ったテレビ番組連動型双方向サービスを提供したとのことで、今後はメディアとの連携ソリューションや、短期間でのアクセス集中や変動が予想されるプロモーション・イベントなどのマーケティング、チケット販売ECサイト、オークションサイトなどスケーラブルで大規模なシステムを必要とする企業を中心にサービスを提供していくとしている。 ■ ＵＲＬ 日本電気株式会社 http://www.nec.co.jp/ プレスリリース http://www.nec.co.jp/press/ja/0509/0502.html
（ 朝夷 剛士 ）
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