三菱電機株式会社は、電子商取引などで交わされるデータを自動的に変換する「BizOrder」を9月6日より発売すると発表した。製造、販売、保守は、三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社が担当する。
BizOrderは、データの変換方式をプログラミングすることなく定義でき、入出力時の相手先判別やデータ変換を自動的に行うソフトウェア。XML形式のSOAP、SMTP/POP3形式の電子メール、FTP形式のファイル転送などさまざまな入出力インターフェイスに対応。また、次世代の電子データ交換システム「XML/EDI」にも対応可能など、拡張性も備えている。そのほか、データやメッセージの処理手順をあらかじめ組み込んだ「フロー制御テンプレート」により、導入時の設定や運用が容易なのも特長となっている。
動作環境は、OSがWindows Server 2003、WebサーバーがApache 2.0以降、WebアプリケーションサーバーがTomcat 4.1以降(Tomcat 5は除く)、Java2 Standard Edition(SDK)1.4.2。価格は、初期導入費用が157万5000円から、年額使用料が47万2500円から。同社では、年間100セットの販売を目標としている。
■ URL
三菱電機株式会社
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社
http://www.mdit.co.jp/
( 福浦 一広 )
2005/09/05 13:41
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