デル株式会社は9月20日、企業向けクライアントPCの戦略的サービス「デル・マネージド・サービス(以下、DMS)」において、使用済みPCの買取プログラムである「DMS PC Buyback Program(PC買取プログラム)」と、中堅・中小企業向けにパッケージ化した「DMS Light」の2つのサービスを提供すると発表した。
DMSは、1)導入済みクライアントの機種、OS、アプリケーションなどの構成内容や使用年数、リース契約を調査して資産表の作成を行う「資産管理サービス」、2)新規導入クライアントの設置、マスターイメージの作成とインストールの代行を行う「導入サービス」、3)ハードウェア、OS、各種アプリケーションの障害発生時に窓口になり、リモートにより障害原因の切り分けから復旧までを行う「ヘルプデスクサービス」、4)ハードウェアやソフトウェアの修理対応、機器の移設、構成変更、OSやアプリケーションのバージョンアップ、修正ソフトの配布などをオンサイトで提供する「フィールドサービス」、の4つのカテゴリーで構成されるサービス。自社内でクライアントPCの管理業務が難しい企業や、効率的な運用によりITコストの削減を図りたい企業向けのサービスとなっている。
新たに追加されたPC買取プログラムは、同社製品を新規購入するユーザーを対象に、メーカーを問わず使用済みPCを買い取るサービス。対象はデスクトップPC(キーボード、マウスを含む)、ノートPC、モニタ。引き取られたPCは、HDD内のデータの完全消去実施後に中古品として再販売するとしている。
もうひとつのDMS Lightは、中堅・中小企業を対象に「ヘルプデスクサービス」「資産管理サービス」と、オンサイトで障害切り分け作業を行う「デスクサイド・サポートサービス」の3つを標準パッケージとしたアウトソーシングサービス。価格は、月額1台1575円。
■ URL
デル株式会社
http://www.dell.com/jp/
プレスリリース
http://www1.jp.dell.com/content/topics/segtopic.aspx/pressoffice/2005/050920?c=jp&l=jp&s=corp
( 福浦 一広 )
2005/09/20 18:47
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