オープンソースコミュニティのOpenOffice.org日本ユーザー会は10月28日、フリーのオフィススイート「OpenOffice.org 2.0.0(以下、OpenOffice.org 2.0)」日本語版をリリースしたと発表した。同団体のWebサイトよりダウンロードできる。
OpenOffice.org 2.0では、ファイル形式にオープンスタンダードなOASIS OpenDocument XMLフォーマットを標準ファイル形式として使用。このフォーマットは、ベンダーに依存しないのが特長となっている。そのほかの新機能として、重要なツールとウィンドウを表示できる「マルチペイン表示」やマイクロソフトのオートシェイプと互換性のある「カスタムシェイプ」、PDFエクスポート機能の拡張、新たに追加されたアニメーション効果と画面切り替え機能、入れ子になった表の作成、Excelと同数の65536行のサポート、浮動ツールバー、などが追加されている。
対応OSは、Windows(98/Me/XP/2000/NT 4.0)、Linux(x86)、Solaris(x86、SPARC)。そのほかのプラットフォームについても、順次公開する予定としている。
■ URL
OpenOffice.org日本ユーザー会
http://ja.openoffice.org/
OpenOffice.org 2.0 ダウンロード
http://ja.openoffice.org/download/2.0/
( 福浦 一広 )
2005/10/28 11:12
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