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マーケティングディレクターの河野真一氏
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マーキュリー・インタラクティブ・ジャパン株式会社は11月2日、統合ソリューション「Mercury BTO Enterprise」を発表した。
BTO Enterpriseは、同社が推進するBTO(Business Technology Optimization)実現のための製品で、「開発・テスト」「導入・運用」「ITガバナンス」の各領域別にこれまで分割されていた機能を1つのソリューションとして統合した製品。インターフェイスを共通化することで、ダッシュボードで利用できる。同社マーケティングディレクターの河野真一氏は、「ビジネスとITにはギャップが存在しており、それはそれぞれの視点が異なることが原因。ダッシュボードによる可視化を実現することで、役割によりさまざまな視点を提供でき、ギャップの解消につながる」と、利点を説明する。
BTO Enterpriseを構成する製品は、IT投資のビジネス価値の測定とコントロールを支援する統合ソリューション「Mercury IT Governance Center 7.0」、ソフトウェア品質の管理とテストを自動化するための統合ソリューション「Marcury Quality Center 8.2」、パフォーマンス・ボトルネックを事前に特定・解決するための統合ソリューション「Mercury Performance Center 8.1」、業務アプリケーション管理ツール「Mercury Business Availability Center 6.0」。これらの製品を横断的にカバーするライフサイクル管理ソリューションの「Mercury Application Change Lifecycle」「Mercury Application Performance Lifecycle」、ベストプラクティス、運用サービスを提供するマネージドサービスにより、ライフサイクル全体にわたって最適化することが可能としている。
「ブラックボックス化されたソリューションにも有効」としており、SAP、Oracle、J2EE、.NETなどアプリケーション環境ごとにBTO Enterpriseを提供するとしている。製品が多岐にわたることから、2007年までに順次提供するとしている。
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Mercury BTO Enterpriseの製品構成
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Mercury BTO Enterpriseの特長
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■ URL
マーキュリー・インタラクティブ・ジャパン株式会社
http://www.mercury.co.jp/
プレスリリース
http://www.mercury.com/jp/company/pr/press-releases/110202bto-enterprise.html
( 福浦 一広 )
2005/11/02 17:00
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