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インターウォーブン、社内外での情報共有を実現する「WorkSite MP」


米InterWoven Senior Vice President of EngineeringのDavid Nelson-Gal氏

WorkSite MPの基本画面
 インターウォーブン・ジャパン株式会社は11月7日、エンタープライズコンテンツ管理製品「WorkSite MP日本語版」を発表した。同日より出荷を開始する。

 WorkSite MPは、企業内外での情報共有と共同利用を容易にするコンテンツ管理製品。主な機能として、100万以上のドキュメントや10万以上のワークスペースやプロジェクトまで管理できる「ドキュメント管理機能」、複数の企業間、同一企業内の複数の部門での情報共有が可能な「コラボレーション機能」、承認ワークフローなどが用意されている。米InterWoven Senior Vice President of EngineeringのDavid Nelson-Gal氏は、「メールの統合機能や紙・FAXの統合といった機能も備わったプラットフォーム」と紹介、「使いやすいインターフェイスであることから、さまざまなシーンで利用されている。また社内外での情報共有が可能なので、取締役会での議事録管理やITプロジェクト管理ソリューションとして利用されている」と、グローバルで100社以上が採用していることに触れ、幅広く利用されていると説明した。

 同社はこれまで、Webコンテンツ管理製品「TeamSite」を主に取り扱っており、エンタープライズ向けのコンテンツ管理製品ははじめて取り扱うことになる。同社第一営業部部長の並木昌一氏は、「基本はTeamSiteをベースとしてWorkSiteを販売することになる。ただし、TeamSiteを導入している企業が必ずしも販売対象になるとは考えておらず、金融・製造などを中心に新たに顧客を開拓していく」とした。

 対応プラットフォームは、Windows Server 2003 Enterprise EditionおよびWindows 2000 Server。RDBとしてSQL Server 2000またはOracle 9.2.0.1.0 Enterprise Editionが、アプリケーションサーバーとしてApache Tomcat 4.1.30/WebLogic 8.1 SP4が、WebサーバーとしてApache HTTP Server 2.0.43/IIS 5.0,6.0などが必要。

 価格は50ユーザーの場合で400万円から。先行導入ユーザー5社に対して、特別価格で提供するとしている。同社では初年度20社以上での導入を目標としている。



URL
  インターウォーブン・ジャパン株式会社
  http://www.interwoven.com/locale/jp/


( 福浦 一広 )
2005/11/07 16:54

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