株式会社PFUは11月8日、ビジネス帳票ソフトの新版「BIP V7.0」を販売開始すると発表した。提供は12月下旬より開始される予定。
BIPは、企業で利用する帳票の設計・出力を行うためのソフトで、今回の新版では、紙への出力に加えて帳票をPDFファイルとして出力する機能を備えた。生成されるPDFファイルは128ビットの暗号化で保護されるのに加えて、パスワードや印刷の可否などを設定する機能を持たせるなど、セキュリティ面に配慮された設計になっている。表示は、通常のAdobe Readerで行うことができる。
また、プレビュー画面で帳票のページを指定して、データをCSVで出力する機能を搭載したほか、クエリ機能でサポートするデータベースを拡大し、PowerGresに新たに対応させた。なお今後は、SQL Server 2005やOracle Database 10g Release 2といった最新のデータベースにも順次対応していくとしている。
価格は、開発キットが20万円、ランタイムシステムが4万円より。またWeb対応のBIP for Webは24万8000円より、今回より追加されるBIP for Web PDF Edition V7.0が32万8000円より。PFUでは、今後3年間で6万ライセンスの販売を見込む。
■ URL
株式会社PFU
http://www.pfu.fujitsu.com/
プレスリリース
http://www.pfu.fujitsu.com/topics/new051108.html
( 石井 一志 )
2005/11/08 15:58
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