コンピュータ・アソシエイツ株式会社(CA)は11月16日、バックアップ/リカバリ機能を備えるストレージ管理ソフトウェアの新版「BrightStor ARCserve Backup r11.5 日本語版(以下、ARCserve r11.5)」を発表した。12月6日より順次出荷開始する。
ARCserveは、部門単位からデータセンターといった小~大規模ネットワーク環境において、分散するデータの一元管理を可能とするストレージ管理ソフトウェア。Windows、UNIX、Linuxの各OS版を提供している。
新版となるARCserve r11.5は、ディスクとテープをそれぞれ活用したバックアップ方式である「D2D2T(ディスク to ディスク to テープ)」に対応した。D2D2Tとは、ファイルサーバーなどにある重要データをはじめとするファイルを別のディスクにバックアップしておき、さらにその中から長期保存を必要とするものをテープに保存する方式。ポリシーに基づき、対象の自動バックアップ/リカバリ、アーカイブが可能となり管理性が向上する。
また、Windows、Linuxの64ビット版に対応する。バックアップ対象の64ビット版Windowsシステム全体のバックアップに必要な機能を備え、Linuxにおいては「Lotus Notes Domino」へのサポートを拡張したという。
価格は102,900円(Linux版)から。
■ URL
コンピュータ・アソシエイツ株式会社
http://www.caj.co.jp/
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( 朝夷 剛士 )
2005/11/16 11:42
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