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日本SGI、NTTドコモのアプライアンスに対応した自律分散型サーバー監視ソフト
日本SGI株式会社は11月28日、Linux対応自律分散型サーバー監視ソフト「X-AIDER」を、NTTドコモ株式会社のオールインワン型パッケージサーバー「MMQUBE3」に対応したと発表した。
X-AIDERは、セイ・テクノロジーズ株式会社のWindows版自律分散型サーバー監視ソフト「BOM」Ver4.0をベースに共同開発した製品。専用のコンソールや専用データベースサーバーを必要としない自律分散型アーキテクチャを採用しているため、既存サーバーへ導入してOS、サーバーアプリケーション、各種業務アプリケーションなどを統合的に自律監視できる。基本機能として、サーバーの監視、通知、リカバリー機能などを用意。導入後すぐに稼動できる監視テンプレートを標準で用意しているため、専門の技術者を配置することなくサーバーの運用監視が可能としている。
今回対応を発表したMMQUBE3は、Webサーバー、メールサーバー、DNSサーバーなどを搭載するキューブPC型筐体を採用したアプライアンスサーバー。カード型FOMA端末を接続でき、iモードSSL電話からセキュアに企業内ネットワークへ接続できるのが特長。
今後同社では、エンタープライズLinux環境への対応を進め、X-AIDERをLinuxの標準的な運用管理ツールとして普及することを目指すとしている。
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URL
日本SGI株式会社
http://www.sgi.co.jp/
プレスリリース
http://www.sgi.co.jp/newsroom/press_releases/2005/nov/mmqube.html
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( 福浦 一広 )
2005/11/28 16:09
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