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Citrix Access Suite 4.2
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MetaFrame XP、32ビット版Citrix Presentation Server 4.0とのベンチマーク結果
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シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社は11月29日、同社のアクセスプラットフォーム「Citrix Access Suite」の最新版、「Citrix Access Suite 4.2」を発表した。
Citrix Access Suiteは、アプリケーションを仮想化して配信する「Citrix Presentation Server」を中核に、シングルサインオン環境を構築する「Citrix Password Manager」、社外からインターネットを通じて情報リソースにアクセスする際にセキュリティ機能を提供するSSL-VPNアプライアンス「Citrix Access Gateway」の3つの製品で構成される。
最新版では、Citrix Presentation ServerがWindows Server 2003 x64 Editionに対応。32ビット版と比べてサポートユーザー数で65%以上の増加が可能となった。パフォーマンスも向上しており、「運用サーバーの数を従来の1/3にまで減少できる」(同社代表取締役社長の大古俊輔氏)と、運用コストの低減にもつながると説明した。また、Secure GatewayやWeb Interface、ライセンスサーバーは32ビットで提供されており、32ビット版と64ビット版の共有が可能となっている。なお、ライセンスも32ビット版と64ビット版で共通化されていることから、サブスクリプションパッケージユーザーは、64ビット対応版を追加料金なしで入手することができる。
Citrix Password Managerは、4.1へマイナーバージョンアップ。x64サポートのほか、パスワードの事前登録への対応、ログオン画面の認識・応答の高速化、セルフサービスパスワードリセットやセルフサービスロック解除によるヘルプデスクの負荷軽減などが強化されている。
Citrix Access Gatewayは、4.2へマイナーバージョンアップ。Citrix Presentation Serverとの連携強化や、Advanced Access Controlオプションとの連携強化などが行われている。
出荷開始は、Citrix Presentation Server 4.0 for Windows Server 2003 x64 EditionとCitrix Password Manager 4.1が11月29日より、Citrix Access Suite 4.2およびCitrix Access Gateway 4.2が12月14日の予定。
■ URL
シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社
http://www.citrix.co.jp/
プレスリリース
http://www.citrix.co.jp/company/press/releases/20051129.html
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( 福浦 一広 )
2005/11/29 15:34
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