株式会社大塚商会は11月30日、クラスタシステム構築パッケージ「大塚商会RACPackシリーズ」を販売開始すると発表した。
大塚商会RACPackシリーズは、Oracle Database 10gを日本HPのx86サーバー「ProLiant」、もしくはNECの「Expressサーバー」と組み合わせて提供するパッケージ。事前検証を済ませた組み合わせで出荷するため、短期間、低コストでクラスタシステムが導入できるという。
ラインアップには、4ノード・200ユーザー以上の環境を想定した大規模基幹システム向け「松」、2ノード・50~100ユーザー規模を想定した「竹」、2ノード・10ユーザー規模に向けた「梅」の3種類を用意。Oracle Databaseは、松ではEnterprise Editionを、竹と梅ではStandard Editionをそれぞれ用いる。
またオプションで、Oracle Recovery Managerなどを使ったバックアップ機能やデータベース監査、暗号化機能などを付加することも可能。松では、ファイバチャネルを用いた経路冗長化にも対応するとのこと。
価格は、松が個別見積もり、竹が560万円から、梅が340万円から。大塚商会では、初年度50セットの販売を見込む。
■ URL
株式会社大塚商会
http://www.otsuka-shokai.co.jp/
ニュースリリース
http://www.otsuka-shokai.co.jp/company/release/News1756.htm
( 石井 一志 )
2005/11/30 17:01
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