ビズソフト株式会社は12月1日、中小規模事業所向けの会計ソフト「ビズソフト会計」を発表した。12月15日より販売を開始する。
ビズソフト会計は、中小規模事業所向けの会計ソフト。一般的な会計ソフトが備える機能に加え、摘要欄に入力された文字から瞬時に関連仕訳をリストアップする「仕訳ファインダ」機能や、単式仕訳から複合仕訳へ変換する「振伝変換」機能、総勘定元帳や補助元帳の会計処理の間違いを修正する「自分方編集」機能、などを搭載する。
さらに作業画面はタブ形式で表示され、簡単に目的の画面に移動できるほか、ダイアログをスライドさせる機能や、連続して勘定科目、補助科目を登録できる「連続登録」機能なども備えており、ユーザビリティにも配慮しているという。
またビズソフトは発売と同時に、ユーザーが税理士や公認会計士などの会計人からサポートを受けられるよう、「ビズソフト・アドバイザーズ・ネットワーク」(BAN)を設立。ソフトウェアの優待提供やサポート、専用ツールなどの提供によって、税理士/会計事務所とのパートナーシップを推進するとしている。BANの年間基本利用料は4万2000円。
ビズソフト会計の対応OSはWindows XP/2000 Professional SP4以上で、利用に際してはIE 6.0が必要となる。一般販売向けの価格は未定だが、BAN会員向けには、3万1500円の特別優待価格で販売される。
なおビズソフトは、中規模事業所向けの業務ソフト「奉行シリーズ」を手がけるオービックビジネスコンサルタント(OBC)が、インテュイット(現、弥生)出身者を母体とするワァットコミュと共同で設立した企業。ビズソフト会計が提供製品の第1弾となる。
■ URL
ビズソフト株式会社
http://www.bizsoft.co.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://www.bizsoft.co.jp/press/bizsoft051201.pdf
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( 石井 一志 )
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