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障害対応を強化した、MIRACLE LINUX V4.0ベースの高可用クラスタパッケージ


 ミラクル・リナックス株式会社は12月6日、クラスタウェアとLinux OSをパッケージ化した「MIRACLE CLUSTERPRO V3.1-Asianux Inside」を発表した。価格は60万円(税別)で、12月12日より出荷を開始する予定。

 MIRACLE CLUSTERPRO V3.1-Asianux Insideは、NECの高可用クラスタウェアであるCLUSTERPRO(2CPUライセンス)と、MIRACLE LINUX V4.0(2ノード)をパッケージ化した製品。カーネルダンプ収集機能の強化によってカーネルダンプ解析の機能が向上したほか、Linuxカーネル2.6対応によって、高負荷時の安定性とスケーラビリティが改善したという。

 また、CLUSTERPRO、MIRACLE LINUX V4.0ともx86-64に対応しているため、64ビット版も用意され、Oracle Database 10g for x86-64との連携によって、64ビット環境ならではの大容量メモリ空間を活用することも可能。大規模メモリを使用する場合、索引検索では5倍以上パフォーマンスが向上した検証結果も得られているという。

 なおミラクル・リナックスでは有償サービスとして、MIRACLE CLUSTERサポートサービスとオンサイトの導入支援サービスも、あわせて提供を行う。価格はそれぞれ、36万円(税別)/年、80万円(同)。



URL
  ミラクル・リナックス株式会社
  http://www.miraclelinux.com/
  プレスリリース
  http://www.miraclelinux.com/pressroom/details/2005/1206_1.html

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( 石井 一志 )
2005/12/06 18:09

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