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NEC、仮想型のデータ統合製品を発売-導入・運用サービスも提供
日本電気株式会社(以下、NEC)は12月7日、異なるデータベース間のデータ統合を行うソフト「DataCoordinator」のラインアップに、仮想型のアプローチを採用した「DataCoordinator/VA」を追加し、販売を開始すると発表した。また、DataCoordinatorを用いたデータ統合において、導入時のコンサルティングからシステム設計、構築、運用までを行う「データ統合サービス」もあわせて提供を開始する。
NECではこれまで、データベースを物理的に統合する「DataCoordinator/RA」を提供してきたが、今回のDataCoordinator/VAでは、仮想的にデータベースを統合して、アプリケーションからすべてのデータベースを参照できるようにする。このため、ユーザーはデータベースごとの言語の特性を意識せず、新たなアプリケーションを開発可能という。
対応データベースはOracle Database、SQL Server、PostgreSQLの3種類で、価格は、DataCoordinator/VAが800万円(税別)から、データ統合サービスが50万円(同)から。NECでは、企業内で部署をまたがったデータ検索を必要とする、顧客分析、市場調査、内部監査などの業務を主な対象として販売を進めるとしており、データ統合関連全体で、今後3年間に50億円の販売を見込む。
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URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0512/0704.html
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( 石井 一志 )
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