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アイコン化されたタスクを配置することでワークフローを作成できる
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株式会社ネットワールドは12月13日、Windowsサーバー運用・管理の自動化ツール「Opalis Integration Server」の販売開始を発表した。
Opalis Integration Serverは、定型的なITプロセスを自動化するツール。Windows OSが持つイベントやタスクなどの機能をあらかじめオブジェクトとして用意することで、スクリプトを記述することなくスケジュールフロー・ジョブ作成を行えるのが特長。また、条件分岐処理や繰り返し機能、エラー発生時の自動回復機能など、例外処理に対応できるのも特長となっている。同社常務取締役マーケティング本部長の森田昌一氏は、「ジョブスケジューラは多数あるが、定型的なITプロセスを自動化する製品は意外に少ない」と述べ、将来的にはシステムの自動化・自律化につながる製品と位置付けた。
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バックアップ処理の例。エラーが起きた場合に、管理者へメールで連絡することも可能
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メールを利用したアカウントの自動登録例。アカウント管理などにも利用できる
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EMC、HP、Microsoft、NetIQ、VERITAS、VMwareなど、サードパーティ製品も追加オブジェクトで対応する。なお、国内製品への対応は、ユーザーからのリクエストに応じて行う予定。
Opalis Integration Serverの価格は、基本パックで420万円より。サードパーティ製品用追加オブジェクトのOpalis Integrationパックは、50ライセンスで84万円より。
■ URL
株式会社ネットワールド
http://www.networld.co.jp/
プレスリリース
http://www.networld.co.jp/news/press2005/1213.htm
( 福浦 一広 )
2005/12/13 17:12
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