日本ヒューレット・パッカード株式会社は12月19日、サプライチェーンの需給計画業務の改善を支援する「RapidResponse需給計画ソリューション」を発表した。
RapidResponse需給計画ソリューションは、キナクシス・ジャパン株式会社の次世代需給計画ソリューション製品「RapidResponse」の販売と、同製品の導入効果測定、業務コンサルティング、システム構築、導入支援、運用支援を行うもの。導入診断アセスメント、導入支援コンサルティング、システム構築サービス、導入支援サービス、運用支援サービス、などが提供される。
RapidResponseは、「最適解は人が決定する」というコンセプトのもと、人間の意思による迅速で効果的な需給調整業務を可能にする環境を提供する製品。特長として、1)需給計画作成処理を数秒から数分で実行可能な需給計画エンジンを採用、2)仮説を検証し、複数の代替案を作成・保持して比較検討できる仮説検証型シミュレーション、3)GUIをインターネット経由で外部に公開可能なWebアーキテクチャの採用、4)サプライチェーン全体の可視化が可能、などがある。
同社では、同ソリューションを日本企業向けグローバルSCMソリューションの中核とし、ハイテク製造業界、製造装置業界、医療機器業界、自動車・自動車部品業界での採用を推進するとしている。
■ URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2006/fy06-032.html
( 福浦 一広 )
2005/12/19 15:41
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